三大流行語
世の中の不安定ぶりを反映してか、「アジャパー」「ギョッ」「てんやわんや」(獅子文六の小説の表題)が三大流行語となり、新聞紙上では、「野球狂時代!日本中に響く・・・・・コロムビア」「此の歓声!ラジオで聴く野球の興奮」(シャープ)など・・・
ラジオ受信機の広告が目立ちました。
これは、GHQが、かねがねラジオ受信機の増産によるラジオの普及を呼びかけていたことにもよるのですが・・・
NHKに、『話の泉』(12年)、『二十の扉』『日曜娯楽版』『鐘の鳴る丘』(以上22年)、『私は誰でしょう』『とんち教室』(以上24年)などの人気番組がつぎつぎと登場したことにもよるのでしょう。
しかし、一方で、ラジオ受信機の普及にあたっては、野球放送の果たした役割が大きいと指摘する人も多い。
娯楽の少なかった当時、人びとは、野球放送を聴くために、競ってラジオ受信機を買い求めたからです。
これは、後に、テレビ受像機の普及にあたって、力道山などのスターを擁したプロレスが大きな役割を果たしたことに酷似しているといえよう。