にゃん太郎の病気 6

寄生虫病の続きです。


のどへ出た子虫は、唾液などと一緒にのは、感染して20~30日ぐらいで成虫になり、60日以内に再び卵を産み始めます。


このような発育のしかたを体内移行と呼びます。


また、犬小回虫の場合は、猫回虫と違って、猫が卵を食べるとそのまま小腸に入り、だいたい74~75日で成虫になります。


犬小回虫は、この他に胎盤感染(妊娠している猫に食べられた回虫の卵が小腸でふ化した後、腸壁から血管の中へ入り血流に乗って胎盤にゆき、そこから胎児の肝臓に入り込み、出生後、肺から気管・のど・胃と通って10日ぐらいで小腸にいって成虫となること)も行ないます。

 
また、猫回虫は、胎盤感染を行なわないかわりに、親猫からの乳に入って子猫に感染をするので注意が必要です。


【症状】

大量の回虫が寄生した時には、腸の動きをなくしたり、ひどい場合には、腸の中に詰まってしまい、腸閉塞を起こすこともあります。


頻繁に嘔吐が起こるのですが、それが続くと、脱水を起こします。


よく見られる徴候としては、元気がなくなり、発育状態が悪くやせてくることです。


子猫では、それほど多くの回虫が寄生していなくても、元気・食欲がなくなったり、吐いたりします。


お腹が膨れてくることや、毛のツヤが悪くなったりガサガサしてきます。

にゃん太郎の病気 5

・寄生虫病


【原因】

猫に寄生する回虫として、猫回虫、犬小回虫、犬回虫が知られています。


猫回虫は長さ5~10㎝ぐらいの、先がもやしのような形をした細長い虫で、小腸に寄生して、嘔吐や下痢などの胃腸障害、貧血やひきつけ、そして、幼・子猫では、発育障害を起こす原因になります。


【感染経路】

猫の小腸で親虫から産み落とされた卵は、便と一緒に体の外へ出ます。


外に出た卵の中で子虫が育ち始めます。


この子虫(感染子虫)を含んだ卵が猫の口から体の中へ入るのです。


このことを経口感染といいますが、便についていた卵を猫がなめたり、たまたま食物についていた卵を食べた時に一緒に体の中に入るわけです。


そして、大体1時間ぐらいで猫の胃や小腸の中でふ化し、2時間ぐらいで腸管の内壁を食い破って、腸管の壁の中へ入り込みます。


そして腸管の管の内側にある血管の中に入り、血流にのって流れて行くものや、そのまま筋肉などの中を移動するものに分かれます。


血管の中に入った子虫は肝臓に達し、そこから再び血管の中を心臓を経て肺へ行きます。


肺で育った子虫は、さらに大きくなった時点で肺から出て気管へ入り、気管の中を伝ってのどへ出ます。


にゃん太郎の病気 4

・トキソプラズマ症


妊婦にトキソプラズマ原虫が感染すると奇型児が生まれるおそれがあることが警告され、注目されている病気です。


しかし最近のデータでは、従来いわれていたほど危険性がないという報告もあります。


【症状】

子猫に感染した場合に、いろいろな症状を現わすことが多く、発熱、肺炎、黄疸(肝障害)、眼症状(虹彩炎)、神経症状、嘔吐、下痢などが認められます。


再燃型といって、感染時は目立った症状がなく、体内で活動を停止していたものが、他の病気に感染したときなどのストレスによって発症することもあり、成猫に多くみられます。


【家庭での注意】

血液検査で診断ができるので、陽性の猫で症状が見られるときは、便の中にトキソプラズマのオーシストが出ていることが多いので、便の取り扱いに注意した方がよいでしょう。


便と共に排泄されたオーシストは、その直後では感染力がなく、常温で3日後には感染力が現われることがわかっています。


便の仕末は、その日、その日に確実に行ない、手を充分洗浄するようにします。


ゴキブリなどの昆虫が運び伝染することもあるといわれています。


【治療と予防】

治療に有効な薬はありますが、ワクチンなど予防薬は現在のところ完成していません。

にゃん太郎の病気 3

・ヘモバルトネラ症(猫伝染性貧血)


猫の激しい貧血を伴う病気のうち、ヘモバルトネラという名前の病原体(ザケッチア)によって起きるものが解明されたのは、1953年(アメリカ)のことです。


ウィールス性の伝染病のように、次々に感染するものでなく、この病原体を体内に持っていても症状が現われないこともあり、他の病気に伴って発症する場合もみられます。


またヘモバルトネラの中に病原性の強いものと、弱いものの2種類があるともいわれています。


【症状】

急性の症状は食欲不振、元気喪失、体重の減少、発熱(感染例の半数ぐらいにみられ、病状進行に伴って体温が低くなることも多い)、貧血や脾臓の腫大がみられ、貧血は、口腔の粘膜、舌、目の結膜が白っぽくなることで判定できます。


慢性の例では、これらの症状がじょじょに現われ、黄疸になることもあります。


【原因】

リケッチアであるヘモバルトネラが、赤血球表面に増殖し破壊するために貧血が起こります。


感染経路については、まだはっきりしていない点もあり、ノミなどの吸血寄生虫が感染源として疑われています。


【手当】

他のウィールス病と異なり、ヘモバルトネラには有効な抗生物質があるので、症状が進行しないうちで
あれば回復の見込みは充分あります。


しかし、猫白血病ウィールス感染症のような病気と合併した場合には、治療が困難なこともあり、長期にわたって家庭での看護が必要で、他の伝染病と同様に体力保持につとめます。


【予防】

予防ワクチンはありません。


血液検査でヘモバルトネラが陽性の猫は、外見上健康であっても、出産時に子猫に感染する例が多いので繁殖は見合わせます。

にゃん太郎の病気 2

猫白血病ウィールス感染症の続きです。


【原因】

猫白血病ウィールスは、感染猫の唾液、尿、便と共に排泄され、最近の研究(1986年)では、母乳の中にもウィールスが証明され、子猫に伝染することがわかりました。


これらに接触することで伝染します。


猫同士のなめ合う挨拶や、グルーミングの習性のほか、闘争による咬み合い、食器の共用などが重要な感染の機会になると考えられます。


【手当】

血液検査で陽性と判定された猫は、他との接触を避け、隔離することが必要です。


もし他に何頭かの猫が飼われている場合は、外見上健康であっても必ず血液検査を受けることが大切で、陰性であっても一定の間隔をおいて何回かの検査を受けるようにします。


新しい検査法として、猫の涙で行なう方法が検討されており、これが実用化すれば、採血する手間がはぶけますから、もっと検査が普及することでしょう。


このウィールスは熱や消毒薬に対して弱いので、逆性石鹸、アルコール、クレゾールなど、一般的な薬剤や、熱湯消毒などで充分です。


【予防】

アメリカでワクチンが開発されましたが、その効果について疑問視するデータもあり、さらに改良が望まれています。


現在のところ日本では認可されていません。

にゃん太郎の病気

猫の病気についてのあれこれです。


・猫白血病ウィールス感染症


この病気が猫の伝染病として立証されたのは1964年のことですが、猫にリンパ肉腫や白血病(血液のガン)を起こさせるので、ガン・ウィールス(腫瘍ウィールス)として注目され、医学と獣医学の両面から広範な研究が行なわれた結果、最近ではきわめて詳細な病態が判明してきました。


【症状】

リンパ肉腫や白血病を起こす致命的な伝染病としてクローズ・アップされましたが、この症状がすべてではなく、ウィールスは猫に侵入すると、リンパ節や扁桃(腺)で増殖した後に血液中に入り、全身にばらまかれます。


半数以上の猫は抗体ができて、ウィールスを押さえ込んでしまいます。


しかし5~30%の猫はウィールスが骨髄内細胞に入って増殖するために感染が持続し、血液中はむろんのこと膵臓や唾液腺、気道や口腔、消化管などの上皮細胞にウィールスが入り込み、ウィールスを排出するようになります。


このような状態になると、猫は抗体の産生が妨害されるために、いわゆる後天性免疫不全(エイズ)となり、貧血、白血球減少、腎臓病(糸球体腎炎)、ロ内炎、歯肉炎、外耳道炎、腸炎などが慢性化したり、悪化することが多いのです。


そのため他のウィールス病、たとえば伝染性腹膜炎などを併発することもあり、2年以内にほとんどの猫が死亡してしまいます。


東京地区での調査(1981年)によると、猫の血液検査で約5.6%にウィールス陽性が見られ、陽性猫の死亡率は、陰性猫の6倍にも達していることがわかりました。


さらに、動物病院でさまざまな病気で死亡した猫のうちの40%が白血病ウィールス陽性であったことが証明され、かなりの猫がこのウィールスの感染を受けていることが解明されています。

ブルーベリーのガム

ロッテのブルーベリーガム。

このガムを噛むと四方八方に匂いが飛び、半径100メーターくらいにいても気付かれそうなので、学校の授業中に噛んでいるとすぐにみつかりました。

ルーベリーガムは、昭和57年の発売です。

「当時アヲハタさんが高級なイメージのCMを始めたり、軽井沢に行った方々が地場産のブルーベリージャムを買ってくるというようなニュースが流れていまして、ブルーベリーはまだ一般的ではなかったんです。

そこで手軽に味わえるよう、やはりコーヒーガム開発時の背景と同じように、普段味わえないものをフレーバーにしたガムを開発しようということでできた製品です。

そうしたら大人気となりまして、ブルーベリーガムでおいしさをしった女子高校生たちがロコミで集まって「フルーベリー党』なんてのを結成してあちこちのケーキ屋さんなどにブルーベリーケーキを食べに行く動きがでるほどだったんですよ」
(ロッテ広報室)

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「天然チクルガム」を発売・・・その4

早速輸入を試みましたが、当時は輸入許可品目にチクルやジエルトンなどの天然樹脂は掲載されてはいませんでした。

また、それらを加工した天然樹脂を主体とするチューインガムベースも輸入許可されてはいなかった。

そこでシーリングコンパウンド(混合接着剤)という輸入品目を利用して、買い入れる以外になかったのです。

これに対して「天然樹脂を食品に使用するなどもってのほかである」という意見が酢酸ビニールメーカー及びガム製造業社から起こりました。

理由は天然チクルの相場がーキロ千円から1400円、これに対して酢酸ビニールは250円から300円と割安だったからです。

「天然チクルガム」を発売・・・その3

当時の板ガム市場はハリスがほとんど独占に近い形で掌握していて、製造技術も販売網も他社の追従を許さない勢いがありました。

昭和26、27年頃、ロッテをはじめとする2、3の製造業者は、アメリカにおいて、良質のチューインガムにはチクルやジェルトンなどの天然樹脂が使用されていることに気づき、試験的に混合しようと考えました。

しかし老化性などの問題で失敗し、その後ロッテでは何とかして天然樹脂によるガムの製造法を完成しようと研究を続けていたのであるが、たまたまアメリカには既成の天然樹脂ばかりでなく、チューインガムベース用として特別に精製されたガムベースが市販されていることを知りました。

「天然チクルガム」を発売・・・その2

10月には「スペアミントガム」の発売へと続く(長らくミントガムとして親しまれてきましたが、先頃「ミントブルー」と交代してその幕を閉じました。

子どもの風船ガム市場を席巻したロッテが「板ガム」の生産を開始しました。

このときから、日本におけるチューインガムの製造法は二つの大きな流れをもつようになりました。

すなわち一方はロッテが開発した天然チクルを主体とする製造法であり、他方はハリスを中心とする酢酸ビニールによるチューインガムの製造法です。

ロッテが天然チクルに固執したのは、ガムは『噛み心地』が主体とならねばならないからでした。

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